WinXP から Lubuntu へ

WindowsXP のサポート終了前に、主に母親がメール・ネット・ソリティアをしているパソコンに Lubuntu をいれてみた。 OS 買うのも、新しいパソコン買うのも馬鹿らしいので。

無理そうなら Windows7 の購入を前提にしばらく Lubuntu を使ってもらうことに。

Lubuntu はデスクトップ環境に LXDE を利用した Ubuntu で、比較的動作が軽快。また、左下のスタートボタンからアプリケーションを選択できるため、クラシックな Windows ユーザにはとっつきやすそう。といった理由から。あと、自分も使ってるので。

コンセプトは Windows ユーザでも問題なく扱えるように。

そのときのメモ。

パーテション操作、 Lubuntu インストール

何かあれば WindowsXP を利用できるように、またマウントしてデータの参照を行えるように、デュアルブートとしてインストールを試みる。

WindowsXP のデータを整理、バックアップ、音楽など容量をとるが復元が簡単なものは外付けに退避などをすませる。

CD ブートの Lubuntu から gparted でパーテションのリサイズ、新規パーテションの作成。今回は / 用と /home 用、スワップ用の3つを用意した。

CD ブート Lubuntu のインストーラを起動。既存の WindowsXP に対してどうインストールするか訊ねられるので「それ以外」を選択。パーテションを割り当ては先程分割したとおりに。ブートローダは / をマウントする sda5 に。

grub の再インストール

ブートローダの場所の指定を間違えたからかどうかわからないが grub が起動せず、強制的に WindowsXP が起動された。

grub4dos に含まれる grldr と grldr.mbr を利用してLubuntu を起動できるように。

Lubuntu の grub を再インストールするために、 CD ブートの Lubuntu を再度用意。再インストール処理。

無事、意図した通りに。

……もしかしたら、 grub4dos を使わずに最初から CD ブート Lubuntu 使って上書き再インストールすればよかったのかもしれない。

アップグレード

Lubuntu 13.10 にアップグレード。

Japanese Team のレポジトリを追加。

mediubntu は終了したらしい。コーデックは公式のレポジトリにもじゅうぶんに入っているようで、後継はなし? とりあえずスルー。

日本語入力について

iBus の機能が変更されたらしいので Fcitx を使ってみる。

フォントの追加

手動は面倒なので apt-get でインストールできるものをいくつか追加。

acroread

日本語フォントのインストールが必要なので、ちゃんと導入しておく

その他

オフィススイーツ、音楽プレイヤ、画像ビューアなど好みのソフトをインストール。

自分用に、最低限として vim, build-essential なども。 p7zip は p7zip-full をインストールしてしまうと、 file-roller で展開したとき日本語のファイル名が化けてしまう。そのため、あらかじめ p7zip をインストールしておく。

ドック

使うソフトはほぼ決まってるので、使いやすくするために plnak という軽量のドックを導入。

Lubuntu 13.10 から自動起動について若干変更があったらしく、 ~/.config/lxsession/Lubuntu/autostart に自動的に起動するものを記述する。

規定のアプリケーション

GUI で操作する前提なので、ファイルをダブルクリックした際に使用されるアプリケーションを設定する。

/usr/share/applications/defaults.list を見ながら、変更したいものに対して ~/.local/share/applications/mimeapps.list に記述。

課題

とりあえず、この辺まで作業した。

メール送信時に画像をリサイズする方法として何かよさげなものはないだろうか( nautilus-image-converter のようなもの)。

マウントした USB メモリのアンマウントを GUI でやるにはどうしたらよいだろうか。 Lubuntu のファイルマネージャである PCManFM を開いて左ペインからアンマウント可能だが、わざわざ開くのが面倒。うーむ

Unity2D にした Ubuntu にして、クラシックメニューを可能にしたほうがよかったかもしれない。