iPhone で撮った写真

iPhone で撮った写真を管理しようと思い、パソコンに取り込んだときのこと。

縦向きで撮った写真は、ファイルマネージャ上のサムネイルでは縦向きで意図した通りに表示されるけど、ブラウザでは横向きで表示されます。画像ビューアやレタッチツールはソフトによって様々なようです。






ではなく





にしたい。



ちょこちょこみてみると、 iPhone で撮った写真は縦のものも横のものも、画像として横向きで保存して Exif の Orientation にどちら向きで表示するかの情報を保持しているようです。

これが 1 ならば先頭行を上に、先頭列を左に。すなわち画像の通りに表示を。 6 であれば先頭行を右に、先頭列を上に表示します。つまり右に 90 度回して表示すると撮影者の意図通りになります。

これをもとに、 6 ならデータ的に時計回りに回転させたもので上書きして Orientation を 1 にすればどのソフトでも意図通りに表示される感じに。



調べてみるとさすが ImageMagick さん。自動で判断して変換してくれるオプションがあるみたいです。

$ convert -auto-orient original.jpg rotated.jpg



写真のサイズは 2592 * 1936 だったので、適度にリサイズもすると、

$ convert -geometry 648x484 -auto-orient original.jpg resized.jpg

あとはスクリプトで一括変換。