LaTeX で一般的でない漢字を使うとき (2)

なんとかして表示させた部分が、なぜかゴシック体で表示されています。 ps2pdf を実行したときにワーニングが表示されてたことや、直接 *.ps ファイルを見ることで、フォントは PDF が生成されるときにどうにかされることがわかります。

リュウミン L と小塚明朝 R のフォントを埋め込めなかったことが表示されていますが、埋め込めたら埋め込めたでファイルサイズが大きくなるため、あんまりよろしくないようです。

埋め込めなかった(埋め込まなかった)フォントはというと、表示される際に代わりに適当なフォントが割り当てられます。 Adobe Reader は開いている PDF ファイルのフォント情報を確認することができます。それを見ると小塚明朝 R にはＭＳＰゴシックが割り当てられています。なぜか。

和文の仕組み - TeX Wikiを見るとフォントが選択される流れなどが書いています。私の Cygwin での環境では

にありました。うん。ちゃんとＭＳ明朝になってる。

じゃあなんでゴシックで表示されるんだ orz

諦めて、 pschar で配布されていた pscharAJ.sty の中の KozMin-Regular を MS-Mincho に置換しました。とりあえず Windows なので、これでなんとか……。